暁の空来

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♥花 の 三 姉 妹♥  第八話 夏祭りの夜と友情の花火

♥花 の 三 姉 妹♥  第八話 夏祭りの夜と友情の花火

 

愛桃丸、黒潮丸、そしてミカンの三匹は、夏祭りの開催地へと向かっていた。

 

道中、愛花と桃花はナビを頼りに、快適に運転を続けている。

 

「夏祭りは楽しみだニャン、お姉ちゃん」と

 

桃花が笑顔で言うと、愛花も嬉しそうに頷いた。

 

「そうだニャン、桃花。お祭りの屋台でおいしいものを食べたいニャン。」

 

その時、カズキが無線で話しかけてきた。

 

「みんな、ちょっと聞いてほしいことがあるニャァ。」

 

「どうしたニャン、カズキ?」と愛花が無線を取り、応答する。

 

カズキはため息をつきながら続けた。

 

黒潮丸が13年目に入ったニャァ。これから車税が高くなるニャァ。」

 

「新車にするか、中古車にするか、このまま乗り続けるか、悩んでいるニャァ。」

 

「それは大変だニャン、カズキ。どうするか考えなきゃいけないニャン」と

 

愛花が心配そうに言うと、桃花も「新車は高いけど安心だニャン。

 

中古車は安いけどリスクがあるニャン」と意見を述べた。

 

ミカンも無線で「悩むところだニャンニャン。」

 

黒潮丸は大事なトラックだニャンニャン」と言った。

 

カズキは無線を通じて他のトラッカーにも意見を求めることにした。

 

「こちら黒潮丸。13年目の車税問題で悩んでいるニャァ。」

 

「みんなの意見を聞かせてほしいニャァ。」

 

すぐに他のトラッカーたちから応答が返ってきた。

 

「こちら銀河丸だニャ。俺も同じ問題で悩んだことがあるニャ。」

 

「新車にするのはいいけど、費用が高いニャ。」

 

「こちら太陽丸だニャ。中古車にするのも手だけど、整備費用がかさむかもしれないニャ。」

 

「こちら月光丸だニャ。俺は古いトラックを大事に乗り続けているニャ。」

 

「こまめにメンテナンスすればまだまだ走れるニャ。」

 

各トラッカーの意見を聞きながら、カズキは深く考え込んでいた。

 

「なるほどニャァ…。新車、中古車、それともそのまま…。どれも一長一短だニャァ。」

 

「カズキ、どんな選択をしても私たちが応援するニャン」と

 

愛花が力強く言うと、

 

桃花も「そうだニャン、お姉ちゃん。カズキならどんな選択でも乗り越えられるニャン」と続けた。

 

ミカンも「カズキはいつも頼りになるニャンニャン

 

私たちがサポートするから、安心して決めるニャンニャン」と励ました。

 

カズキは感謝の気持ちを込めて

 

「ありがとうニャァ、みんな。本当に助かるニャァ。しばらく考えてみるニャァ」と答えた。

 

やがて、夏祭りの会場に到着すると、三匹はデコトラを停め、祭りの雰囲気を楽しむことにした。

 

屋台が並び、提灯が灯る中、みんなでおいしい食べ物を楽しんだ。

 

「このたこ焼き、おいしいニャン!」と桃花が言い、

 

愛花も「焼きそばも最高だニャン」と満足そうに頷いた。

 

ミカンも「綿菓子がフワフワでおいしいニャンニャン」と喜びの声を上げた。

 

夜が更けると、祭りのクライマックスとして花火が打ち上げられた。

 

愛花、桃花、ミカン、そしてカズキは並んで空を見上げた。

 

「きれいだニャン」と愛花が感動の声を上げると、桃花も「本当に美しいニャン」と目を輝かせた。

 

ミカンも「こんな素敵な花火、初めて見たニャンニャン」と感動していた。

 

カズキはふと、これからの決断について思いを巡らせながら言った。

 

「どんな道を選んでも、この仲間たちと一緒なら、きっと乗り越えられるニャァ。」

 

愛花が「そうだニャン、カズキ。私たちがいるニャン」と励ますと、

 

桃花も「一緒に頑張るニャン」と声を合わせた。

 

ミカンも「私たちがカズキを支えるニャンニャン」と微笑んだ。

 

愛桃丸と黒潮丸、そしてミカンの絆は一層深まり、新たな旅への決意が固まった。

 

「行くぞ、桃花!カズキ!ミカン!」愛花が叫ぶと、みんな元気よく応じた。

 

「うん、お姉ちゃん!」

 

「任せとけニャァ!」

 

「ありがとうニャンニャン!」

 

愛桃丸は再び力強く道路を駆け抜け、新たな旅路へと向かっていった。

※※当ブログは素人の創作ブログです。誤字、脱字や物語の展開に不備があるかもしれませんが、ご理解ください。※※

次回 ♥花 の 三 姉 妹♥ 第九話 雨の日のトラブルと心強い仲間 お楽しみに!!