暁の空来

時間が許す限り楽しい事が書ければそれで良いかと?

♥花 の 三 姉 妹♥ 第五話 新たな挑戦と友の助け

第五話 新たな挑戦と友の助け

 

愛桃丸と黒潮丸は、新たな目的地に向けて北陸地方の国道を進んでいた。

 

愛花と桃花は運転を交代しながら、カズキと無線で連絡を取り合っている。

 

「次のやっちゃ場は大きいニャン。今日の競りは重要だニャン」

 

愛花が言うと、桃花はスマホで詳細な地図を確認しながら頷いた。

 

「そうだニャン、お姉ちゃん。競りでいい取引ができれば、次の旅も楽になるニャン。」

 

カズキが無線で話しかけてきた。

 

「愛花、桃花、もうすぐ休憩ポイントだニャァ。ここで少し休んでから行こうニャァ。」

 

「了解ニャン、カズキ。そろそろ休憩にしようニャン」と愛花が答えると、

 

桃花も「休憩してから次のやっちゃ場に備えるニャン」と同意した。

 

二台のデコトラは道の駅に到着し、トラックを停めて休憩を取った。

 

愛花と桃花はスマホを使って次のやっちゃ場の情報を確認し、作戦を立て始めた。

 

「このやっちゃ場では新鮮な野菜がたくさん競りにかけられるニャン。」

 

「私たちもいい取引をしたいニャン」と愛花が言うと、

 

桃花も地図を見ながら答えた。

 

「そうだニャン、お姉ちゃん。競りの時間に間に合うようにしなきゃいけないニャン。」

 

カズキが近づいてきて話に加わった。

 

「この競りは地元の農家から直接仕入れるチャンスだニャァ。」

 

「品質もいいから、いい取引ができるはずだニャァ。」

 

「ありがとうニャン、カズキ。あなたの情報はいつも役立つニャン」と

 

愛花が感謝の気持ちを伝えると、カズキは照れくさそうに笑った。

 

「お互い様だニャァ。困ったときは助け合うのがトラッカーのルールだニャァ。」

 

休憩を終えた三匹は再びトラックに乗り込み、エンジンをかけた。

 

今回は桃花が運転席に座り、愛花は助手席でナビゲーションを担当することにした。

 

カズキの黒潮丸も後ろから続いて走り出した。

 

道中、CB無線での会話が続いた。

 

「愛花、桃花、前方に少し渋滞があるみたいだニャァ。注意して進むんだニャァ」と

 

カズキが無線で伝えてきた。

 

「了解ニャン、気をつけて進むニャン」と愛花が答える。

 

桃花もスピードを緩め、慎重に運転を続けた。

 

やがて渋滞を抜け、やっちゃ場が見えてきた。

 

「到着だニャン、やっちゃ場に着いたニャン」と

 

桃花が喜びの声を上げると、愛花も嬉しそうに頷いた。

 

「さあ、いい取引をしようニャン。」

 

三匹はトラックを停め、やっちゃ場に足を運んだ。

 

そこには地元の農家たちが新鮮な野菜を並べ、競りが始まるのを待っていた。

 

愛花と桃花はカズキと一緒に競りに参加し、

 

見事に良質な野菜を手に入れることができた。

 

「やったニャン、いい取引ができたニャン」と愛花が喜ぶと、

 

桃花も笑顔で「これで次の旅も安心だニャン」と答えた。

 

カズキも満足げに頷いた。

 

「お前たち、やるじゃないかニャァ。これからも一緒に頑張ろうニャァ。」

 

「ありがとうニャン、カズキ。これからもよろしくニャン」と

 

愛花が感謝の気持ちを伝えると、

 

カズキは笑顔で応じた。

 

「こちらこそ、よろしくニャァ。」

 

こうして三匹は次の目的地に向けて再び出発した。

 

愛桃丸と黒潮丸が並んで走る姿は、絆と信頼の象徴だった。

 

次の旅路にはどんな困難が待っているのか、それはまだわからない。

 

しかし、愛花、桃花、そしてカズキの三匹が力を合わせれば、

 

どんな困難も乗り越えられるだろう。

 

「行くぞ、桃花!カズキ!」愛花が叫ぶと、二匹も元気よく応じた。

 

「うん、お姉ちゃん!」

 

「任せとけニャァ!ニャー!」

 

愛桃丸は再び力強く道路を駆け抜け、新たな旅路へと向かっていった。

※※当ブログは素人の創作ブログです。誤字、脱字や物語の展開に不備があるかもしれませんが、ご理解ください。※※

次回 ♥花 の 三 姉 妹♥ 第六話 闇夜の峠越えと不思議な出会い お楽しみに!!