暁の空来

時間が許す限り楽しい事が書ければそれで良いかと?

夏の終わり、そして新たな季節へ

八月も後半、暦の上では秋の気配が感じられる頃だが、今年は例年になく猛暑が続き、台風も次々と日本列島を襲う。洗濯物を干すのも一苦労。せっかく干した洗濯物が、突然の雨や風で濡れてしまう。そんな経験をした方も多いのではないだろうか。

処暑を過ぎたというのに、残暑は厳しい。エアコンのスイッチを切るのが、なかなかできない日々が続いている。窓を開けて風を通そうにも、熱風しか入ってこない。それでも、時折吹く風が、秋の気配を運んでくるような気がするのは私だけだろうか。

台風一過、澄み渡った青空が広がると、洗濯物を一気に外に干したくなる。生乾きの洗濯物の匂いや、風に揺れる洗濯物が奏でる音は、どこか懐かしい。夏の終わりを感じさせる、そんな瞬間だ。

季節は巡り、少しずつ変化していく。暑さ寒さも彼岸までとは言うが、今年はその言葉が当てはまるのだろうか。自然の力強さ、そして人間の無力さを感じながら、私たちは日々を生きている。